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山川草木悉皆成仏

山川草木悉皆成仏 (さんせんそうもく しっかいじょうぶつ)
『生きとし生けるものは、みな美しき仏の種を宿す』という仏教からの言葉ですが、「もったいない」と同じように、日本文化の基本精神ではないかと思われます。
これは、「植物や動物だけでなく、山や川や草木も、地球上の環境世界も、すべてことごとく仏になる本質(同じものである)をもっている」ということです。
さらに続けるならば目に触れるものだけでなく、見えないけれど感じるものや、 醸し出すものまでが仏の心だと言っています。
誰が悪いとか、何が体によいとか 気分が良いとか悪いとか全ては私たちが感じることであり 決して感じさせられることではないのです(気づくは、気づかされる事もありますが)。そのために日々 五感を磨くことが人間が『生きる』という使命だと思われるのですが
「山川草木悉皆成仏」という思想は、日本の中世の鎌倉時代からの文芸に顕著に表われています。室町時代の「能」の謡曲では、柳の木や芭蕉の葉が、虫や石が、成仏することが描かれています。また、茶道や華道の精神にも大きな影響を与えています。
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